クラブ紹介 vol.19 B.PREMIER・北から順に

京都ハンナリーズ

2026-27シーズン開幕ロースターを一挙紹介。戦力の見どころをまとめます。

2026-27シーズン ロースター
#選手名POSメモ
1水野幹太PG/SG新加入川崎から復帰
3澁田怜音PG継続
7西部秀馬SG/SFドラフト2巡目全体7位
10チャールズ・ジャクソンC継続
13前田悟SG継続
14岸本隆一PG/SG新加入琉球から
15川嶋勇人SG継続
16渡辺竜之佑PG/SG継続
20マイケル・フィリップスC/PF新加入
23デメトレ・リバースSF新加入イタリアから
32アンジェロ・カロイアロSF/PF継続
39ホール百音アレックスSF継続
戦力分析

北から順にお届けしているB.PREMIERクラブ紹介。第19回は京都ハンナリーズです。

ホームはにっしんでんきアリーナ京都。2026-27シーズンはB.PREMIER西地区を戦います。

昨季は20勝40敗。

平均得点は74.7。

この数字を見ると、今季の京都がなぜ岸本隆一選手を獲得したのかが分かりやすくなります。

得点だけではありません。

試合を落ち着かせること。

勝負どころで判断すること。

「勝つ文化」を持ち込むこと。

京都が求めたのは、そこまで含めたポイントガードでした。

20勝40敗。まず変えたいのは攻撃

2025-26シーズンは20勝40敗。

総得点4479、総失点4874。得失点差は-395でした。

1試合平均では74.7得点、81.2失点。

守備にも課題はあります。

ただ、平均75点を下回る攻撃では、接戦を取り切るのは簡単ではありません。

昨季の京都は、相手をある程度抑えた試合でも、自分たちの得点が伸びずに落とすことがありました。

だから今オフの補強で最も注目されるのは、やはり岸本隆一選手です。

岸本隆一、プロキャリア初の移籍

岸本選手は2013年から2026年まで琉球ゴールデンキングス一筋。

Bリーグ開幕前から琉球の中心にいて、優勝もファイナルも、苦しい時期も知っています。

その選手が、プロキャリアで初めてクラブを変えました。

京都側も新体制発表で「Bリーグの歴史上でもトップクラスのインパクトある移籍」と表現しています。

大げさではないと思います。

176cmのポイントガード一人を取ったという話ではありません。

琉球で長く積み上げてきた勝負どころの判断、練習の基準、ロッカールームでの振る舞いまで含めて京都へ持ち込む補強です。

クラブは岸本選手に「勝つ文化を根付かせる存在」として期待しています。

水野が戻り、ウイングとインサイドも補強

新加入は岸本選手だけではありません。

水野幹太選手が川崎から復帰。

西部秀馬選手はB.LEAGUE DRAFT 2026の2巡目全体7位。

マイケル・フィリップス選手、デメトレ・リバース選手も加わりました。

一方、チャールズ・ジャクソン選手、アンジェロ・カロイアロ選手、前田悟選手、川嶋勇人選手らは残留。

HCは伊佐勉氏が続投します。

昨季からすべてを作り直すわけではありません。

伊佐HCの2年目に、ゲームをコントロールできる岸本選手と水野選手を足した。

ここが大きいと思います。

見どころ

見たいのは、岸本選手が何点取るかではありません。

京都の「悪い時間」をどれだけ短くできるかです。

昨季20勝だったチームは、40試合負けました。

そのすべてが戦力差で決まったわけではありません。

数分間オフェンスが止まる。

相手の流れになったときに一本が作れない。

ターンオーバーのあと、もう一度慌ててしまう。

そういう時間を減らすことが、勝ち星を増やす一番現実的な方法です。

岸本選手は、その役割を何度も琉球で担ってきました。

さらに水野選手、澁田怜音選手、渡辺竜之佑選手もいる。

ポイントガードの選択肢は増えました。

今季はクラブとして「Bリーグ制覇」という大きな夢を掲げ、その最初の目標としてプレーオフ進出を置いています。

20勝からそこへ行くには、かなり大きな変化が必要です。

開幕は9月25日(金)18時35分。

ホームで滋賀レイクスと対戦します。

いきなり関西ダービー。

新しい京都の最初のボールを、岸本選手がどう動かすのか。

昨季74.7だった平均得点がどこまで上がるのか。

まずはそこから見たいと思います。

選手情報はB.LEAGUE公式サイトおよび京都ハンナリーズ公式サイトの発表をもとに作成。戦力分析は当サイトの見解・予測であり、客観的な事実の報道ではありません。