佐賀バルーナーズ
2026-27シーズン開幕ロースターを一挙紹介。戦力の見どころをまとめます。
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| # | 選手名 | POS | メモ |
|---|---|---|---|
| 1 | デイミアン・ドットソン | SG | 新加入外国籍 |
| 7 | 橋本晃佑 | PF | 継続 |
| 8 | デリック・マイケル・エクスザビエロ | C/PF | 新加入アジア特別枠 |
| 9 | ナシール・リトル | SF/PF | 新加入外国籍千葉Jから・NBA経験 |
| 11 | 武富楓太 | PG | 継続 |
| 13 | 阿部諒 | SG | 継続 |
| 14 | 金丸晃輔 | SF | 継続 |
| 18 | 内尾聡理 | PG/SG | 継続 |
| 20 | 岸田篤生 | PG | 継続 |
| 21 | 富山仁貴 | SF/PF | 継続 |
| 23 | デイビッド・ダジンスキー | C/PF | 継続外国籍 |
| 25 | 角田太輝 | SG | 継続バイスキャプテン |
| 34 | 井上諒汰 | SF | 継続キャプテン |
この戦力分析は開幕前に書いたものです。2026年10月10日終了時点の佐賀バルーナーズは1勝5敗で、B.LEAGUE公式順位表では西地区13位。ホーム4試合の平均入場者数は5,282人です。
北から順にお届けしているB.PREMIERクラブ紹介。第24回は佐賀バルーナーズです。
ホームアリーナはSAGAアリーナ。2026-27シーズンはB.PREMIER西地区を戦います。
昨季は32勝28敗。
得失点差は+35。
勝ち越しているのに、60試合トータルの差はわずか35点です。
1試合にすると約0.6点。
佐賀の昨季は、ほんの数ポゼッションの積み重ねで作られたシーズンでした。
32勝28敗。60試合で+35点
2025-26シーズンは32勝28敗。
総得点4938、総失点4903。得失点差は+35でした。
平均得点82.3、平均失点81.7ほど。
数字がほぼ拮抗しています。
大差で相手を押し切るというより、接戦を拾いながら勝ち越したチームです。
だから今季の佐賀に必要なのは、全部を作り直すことではありません。
僅差のゲームで、あと一本を作れる選手を増やすこと。
今オフの補強は、その考え方で見ると分かりやすいです。
継続10人。新加入は3人
今季のロスターは13人。
そのうち10人が継続です。
橋本晃佑選手。
阿部諒選手。
金丸晃輔選手。
内尾聡理選手。
岸田篤生選手。
富山仁貴選手。
デイビッド・ダジンスキー選手。
角田太輝選手。
井上諒汰選手。
武富楓太選手。
昨季32勝を作った国内の基盤をほぼ残しました。
そこへ加えたのがデイミアン・ドットソン選手、デリック・マイケル・エクスザビエロ選手、ナシール・リトル選手です。
特にリトル選手はNBAでポートランド・トレイルブレイザーズなどに在籍し、昨季は千葉Jでプレー。
Bリーグの経験まであるウイングです。
接戦で自分からリングへ向かえる選手を加えた意味は大きいと思います。
宮永雄太HCは続投。GM兼任は終わった
ヘッドコーチは宮永雄太氏が続投します。
ただし、今季から役割が変わりました。
昨季まで宮永氏はGMを兼任していましたが、今季は水町亮介氏が新たにゼネラルマネジャーへ就任。
宮永HCはコーチングへ集中する体制になります。
クラブが掲げるテーマは「FLUID BASKETBALL」。
これまで佐賀が作ってきた連動性を、コート上だけでなくクラブ全体へ広げるという考え方です。
選手を大きく変えない佐賀にとって、この「連動性」はロスター構成とも噛み合っています。
キャプテンは井上諒汰選手。
バイスキャプテンは角田太輝選手です。
+35という数字が示す「紙一重」
佐賀は32勝28敗で勝ち越しました。ただ、得失点差は+35。1試合平均にすると+0.6点ほどです。勝った32試合すべてが圧倒的だったわけではなく、接戦を拾いながら積み上げた勝ち越しでした。
このタイプのチームは、ロスターを大きく入れ替えると昨季の接戦を勝つ感覚まで失う危険があります。佐賀が10人を残し、新加入を3人に絞ったのは、その意味でも理解できます。
加わったのはデイミアン・ドットソン選手、デリック・マイケル・エクスザビエロ選手、ナシール・リトル選手。ドットソン選手は得点力のあるガード/ウイング、エクスザビエロ選手はサイズのあるインサイド、リトル選手はNBA経験を持つ大型フォワードです。少人数の補強ですが、役割はきれいに分かれています。
宮永雄太HCは続投。ただしGM兼任は終了し、水町亮介氏が新GMへ就任しました。宮永HCがコート上の仕事へより集中できる体制に変わったことも、今季の変化です。クラブはトップチームだけでなく、佐賀でバスケット文化を根付かせる長期的な目標も掲げています。
キャプテンは井上諒汰選手、バイスキャプテンは角田太輝選手。10人の継続組からリーダーを選び、新外国籍選手を迎える形です。
昨季+35だった得失点差を+200へ近づけられれば、勝ち数は自然に増える可能性があります。逆に接戦の勝率だけへ頼れば、32勝を再現できないこともある。佐賀の今季は、「勝ち越したチームを大きく壊さなかった」判断の価値が問われます。
新外国籍3人に求めるのは、勝負どころの明確さ
昨季の佐賀は接戦を多く経験しました。その状況で今季加えたドットソン選手とリトル選手は、どちらも自分でシュートまで持っていける選手です。エクスザビエロ選手はインサイドで高さを出せます。
つまり補強の狙いは、チームの形を変えるより「最後に誰へ任せるか」を増やすことにあります。金丸晃輔選手のシュート、角田選手のアタック、ダジンスキー選手の判断に加え、新外国籍選手からも得点を作れるようになれば、終盤に相手が一つの選択肢を消してきても別の出口があります。
一方で、新外国籍3人がボールを持つ時間が増えすぎれば、10人を残した継続性が生きません。昨季までの連携へ新しい個をどう混ぜるかが宮永HCの腕の見せどころです。
32勝したチームだからこそ、全部を変える必要はない。ただ、昨季のままでも上位へ届かない。その微妙な距離を埋めるための3人です。
佐賀はSAGAアリーナという明確なホームアドバンテージを持つクラブです。昨季の接戦を支えたのも、終盤に会場の空気を味方へ引き寄せる時間でした。今季は新外国籍3人が入ったことで、ホームでの見せ場も増えるはずです。
ただ、B.PREMIERでは相手にもNBA経験者や代表級が並びます。雰囲気だけで押し切れる試合は減ります。だからこそ、ドットソン選手やリトル選手が難しいシュートを決めるだけでなく、井上選手、角田選手、金丸選手ら継続組が昨季の約束事を保ち続けることが大切です。新しい個の力と、10人を残した組織力。その両方が噛み合えば、+35だった得失点差を大きく伸ばせます。
昨季の接戦力を残しながら、勝つ試合の差を広げられるかにも注目です。
32勝を土台に、内容でも明確なプラスを作りたい一年です。
見どころ
一番見たいのは、昨季+35だった差がどちらへ動くかです。
32勝している。
でも得失点差はほぼゼロ。
つまり昨季以上に接戦を落とせば、一気に負け越す可能性もある。
逆にリトル選手やドットソン選手が終盤の数ポゼッションを変えれば、勝ち星が大きく増える可能性もあります。
佐賀は今季、変化の大きさでは目立ちません。
でも「あと一本」を取るための補強として見ると、かなり狙いが明確です。
B.PREMIERでは外国籍選手の同時起用が自由になるため、リトル選手、ドットソン選手、ダジンスキー選手らの組み合わせも重要になります。
開幕は9月25日(金)18時45分。
SAGAアリーナで広島ドラゴンフライズを迎えます。
B.PREMIER OPENING SELECTIONの一戦です。
昨季32勝の佐賀と31勝の広島。
しかも両チームとも継続性を重視している。
B.PREMIER最初の試合として、現在地を測るには面白いカードです。
佐賀は派手に作り直さなかった。
その分、昨季の32勝を「土台」にできるか、「上限」にしてしまうかがはっきり出るシーズンです。
今季を測る最初の基準
佐賀は、守備の粘りを残したまま得点の選択肢を増やせるかが鍵です。競った試合を最後まで守り切るだけでなく、必要な一本を自分たちから作れるか。B.PREMIERでは接戦の数も増えるだけに、終盤のオフェンス設計が昨季以上に重要になります。その一本を誰が担うかにも注目です。
ホーム4試合は0勝4敗。1勝目は10月10日のアウェイ神戸戦
開幕前の本文では、昨季の得失点差+35を「紙一重」と呼び、接戦を落とせば一気に負け越す可能性もあると書きました。2026年10月10日終了時点で、佐賀バルーナーズは1勝5敗、西地区13位。総得点456、総失点546で、得失点差は-90です。差がマイナスへ動く可能性に触れていた点は外していませんが、その動き方は当サイトの想定と違いました。
負けた5試合のうち、接戦と呼べるのはホームの三遠戦の89-93だけです。ホーム開幕の広島戦が87-100と61-89、三遠戦の初戦が61-97、アウェイのA東京戦が74-90。終盤の数ポゼッションというより、点差が開いた試合が並んでいます。開幕前に「SAGAアリーナという明確なホームアドバンテージ」と書き、ホームでの見せ場が増えると見た部分は、当サイトが読み違えました。ホームは0勝4敗で、1勝目は10月10日、アウェイの神戸戦の84-77です。
直近5試合は1勝4敗、連続はW1。アウェイは1勝1敗で、ホームの4試合との差がどこから来ているのかは、6試合では分けきれません。ホーム平均入場者数は5,282人(ホーム4試合・当サイト集計)です。10人を残した継続組と新加入3人の噛み合わせについても、ここまでのスコアだけで結論を出さず、判断を保留します。
選手情報はB.LEAGUE公式サイトおよび佐賀バルーナーズ公式サイトの発表をもとに作成。戦力分析は当サイトの見解・予測であり、客観的な事実の報道ではありません。
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