滋賀レイクス
2026-27シーズン開幕ロースターを一挙紹介。戦力の見どころをまとめます。
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| # | 選手名 | POS | メモ |
|---|---|---|---|
| 0 | ザック・オーガスト | C/PF | 継続外国籍 |
| 3 | 佐藤瑠一シャンドレイ | PG/SG | 継続昨季の背番号は11 |
| 4 | ライアン・クリーナー | PF | 継続外国籍バイスキャプテン |
| 6 | 岡田泰希 | PG/SG | 継続 |
| 7 | 游艾喆 | PG | 継続アジア特別枠 |
| 10 | 駒水大雅ジャック | SF/PF | 新加入鹿児島から |
| 11 | 駒沢颯 | PG | 新加入茨城から |
| 12 | 須藤タイレル拓 | PG/SG | 新加入FE名古屋から |
| 13 | 岩下准平 | PG | 新加入長崎から期限付移籍 |
| 14 | 西田陽成 | SG | 継続 |
| 16 | 野本大智 | PG | 継続キャプテン |
| 20 | ゼイビア・スニード | SF/PF | 新加入外国籍イスラエルから |
| 21 | 田原隆徳 | PG | 継続LAKE UP LEADER |
| 25 | 江原信太朗 | SF | 継続 |
- 佐藤瑠一シャンドレイ(#3 / PG/SG)を追加しました。Bリーグ公式の在籍選手一覧で在籍を確認したもので、当サイトの一覧に反映が漏れていたものです。
この戦力分析は開幕前に書いたものです。2026年10月10日終了時点の滋賀レイクスは2勝4敗で、B.LEAGUE公式順位表では西地区9位。ホーム3試合の平均入場者数は4,463人です。
北から順にお届けしているB.PREMIERクラブ紹介。第18回は滋賀レイクスです。
ホームアリーナは滋賀ダイハツアリーナ。2026-27シーズンはB.PREMIER西地区に所属します。
昨季は23勝37敗。
普通なら、まず勝率5割を目指すという話になりそうです。
でも滋賀は、もっと先を見ています。
クラブが掲げる目標はチャンピオンシップ進出。
23勝から、いきなりそこを狙うシーズンです。
23勝37敗。得失点差は-278
2025-26シーズンは23勝37敗。
総得点4819、総失点5097。得失点差は-278でした。
1試合平均では80.3得点、85.0失点ほど。
攻撃が完全に止まっていたわけではありません。
ただ、相手を80点台前半に抑えられない試合が多く、勝ち切るには守備の改善が必要でした。
クラブは今季、B.PREMIER初年度に向けて「LAKE UP 5 GOALS」を掲げ、その中でチャンピオンシップ進出を目標にしています。
昨季の23勝から考えれば、かなり高いハードルです。
だからこそ今オフは、HCとロスターの両方に手を入れました。
新HCはフェルナンド・カレロ
今季のヘッドコーチはフェルナンド・カレロ氏。
前体制から指揮官を替え、新しいバスケットへ進みます。
選手は13人。
ザック・オーガスト選手、ライアン・クリーナー選手、游艾喆選手、岡田泰希選手、西田陽成選手、野本大智選手らを残しました。
一方で新加入は5人。
駒水大雅ジャック選手。
駒沢颯選手。
須藤タイレル拓選手。
岩下准平選手。
ゼイビア・スニード選手。
全員を入れ替えるのではなく、昨季の核を残しながらバックコートとウイングを厚くした形です。
スニード選手はイスラエルのハポエル・エルサレムから加入。
197cmのサイズがあり、得点だけでなく守備でも複数ポジションへ対応できます。
岩下選手は長崎から期限付き移籍。
駒沢選手は茨城、須藤選手はFE名古屋から加わりました。
キャプテンは野本大智
キャプテンは野本大智選手。
バイスキャプテンはライアン・クリーナー選手。
さらに田原隆徳選手が「LAKE UP LEADER」を務めます。
この3人の置き方は面白いです。
日本人の中心、外国籍の中心、そしてチームカルチャーを担う役割。
新HCになっても、クラブ内部のリーダーシップまで一人に集めない。
新しい戦術を浸透させるうえでも重要になりそうです。
5勝を増やすより、5点を削る
昨季の滋賀は平均80点台を取っています。オフェンスが完全に止まっていたわけではありません。一方で平均失点は約85点。得失点差-278を60試合で割ると、1試合あたり約-4.6点です。
この数字を考えると、今季の改善を「得点王クラスを一人取る」だけで解決するのは難しい。毎試合4〜5点分、守備とリバウンドとターンオーバーを積み重ねて縮める必要があります。
新HCのフェルナンド・カレロ氏は、チーム全体での規律や判断をどう作るかが注目されます。新加入のゼイビア・スニード選手はウイングのフィジカルを持ち、駒水大雅ジャック選手もサイズがあります。須藤タイレル拓選手、駒沢颯選手、岩下准平選手らガード陣も入り、ボールプレッシャーと運動量を出せる選手が増えました。
一方で、キャプテンの野本大智選手、バイスキャプテンのライアン・クリーナー選手は継続。すべてを新人へ託す形ではありません。昨季の苦しい時間を知る選手が、新しいHCの基準をチームへ落とし込めるかも重要です。
B.PREMIERでは相手の外国籍ラインナップがさらに大きくなるため、滋賀が毎試合インサイドで正面からサイズ勝負をするのは簡単ではありません。だからこそ、ボールへ圧力をかけ、ペイントへ入る前に相手の攻撃時間を削り、リバウンドを5人で終わらせる。そうした守備の設計が必要になります。
23勝からの上積みを考えるとき、派手な30得点ゲームより「昨季なら85点取られていた試合を80点で止める」方が、今季の滋賀を変えるかもしれません。
PGの競争がチームのテンポを変える
今季の滋賀はガード陣にも動きがあります。駒沢颯選手、須藤タイレル拓選手、岩下准平選手が加わり、野本選手を含めてボールを運べる選手の選択肢が増えました。
昨季のように守備で失点したあと、毎回ハーフコートから重く攻め直す展開になると、相手に守備を整える時間を与えてしまいます。今季はボールを奪った直後、あるいはリバウンド直後に誰が運ぶかを固定しすぎず、複数のガードから早く攻撃を始めたいところです。
カレロHCの就任で、同じメンバーでも判断基準は変わります。誰がスターターか以上に、ゲームの速度を変えたい時間帯に誰を出すのか、守備を締めたいときにどのガードを組ませるのかが見どころです。
滋賀はホームの熱量が高いクラブです。守備から速攻が続けばアリーナの空気は一気に変わる。数字上の4〜5点差を埋めるためにも、守って走る時間をどれだけ増やせるかが大きなテーマになります。
さらにB.PREMIER初年度は、昨季まで以上に相手のサイズと個人能力が高くなります。滋賀が正面から個の勝負を続ければ、60試合を通して消耗する可能性があります。カレロHCがベンチをどこまで使い、守備強度を落とさずローテーションできるかも重要です。新加入ガード陣に求められるのは得点だけではなく、主力の負担を減らしながら同じテンポを維持することです。
昨季23勝から一気に飛躍するには、まず連敗を短くすることも大切です。守備が崩れた試合の翌日に修正し、同じ失点パターンを繰り返さない。新HCの手腕は、勝った試合より負けた次の試合に表れるかもしれません。
プレミア初年度の基準を早くつかめるかが重要です。
見どころ
今季の滋賀で見たいのは、23勝だったチームが本当にCS圏までジャンプできるのか、その過程です。
「目標はCS」と言うだけなら簡単です。
でも、昨季の得失点差は-278。
60試合で割れば1試合あたり約-4.6点。
まず、この差をゼロへ近づけなければいけません。
新加入のスニード選手がどれだけ攻守で穴を埋めるか。
オーガスト選手、クリーナー選手との外国籍ラインナップをどう使うか。
さらに若い日本人ガード陣が、相手のプレッシャーに対してゲームを安定させられるか。
B.PREMIERでは外国籍の同時起用が自由になるぶん、日本人ガードの判断力はむしろ重要になります。
開幕は9月25日(金)。
アウェーで京都ハンナリーズと対戦します。
いきなり滋賀―京都の関西ダービーです。
ホーム開幕は10月3日(土)。
滋賀ダイハツアリーナに琉球ゴールデンキングスを迎えます。
23勝からCSへ。
目標と昨季の数字の間には、かなり距離があります。
だからこそ、今季の滋賀は「何勝するか」だけでなく、その差をどのくらいの速度で詰めていくのかを見るのが面白いチームです。
今季を測る最初の基準
滋賀は、B.PREMIERで相手のサイズと強度が上がる中でも、自分たちのテンポを失わないことが重要です。走るだけではなく、ハーフコートでも得点を作れるか。昨季までの勢いを一段上のカテゴリーで再現できるかどうかが、最初の数節ではっきり見えてきます。その適応力も見たいところです。
得失点差は+9まで戻したが、6試合の総失点は541
開幕前に当サイトが書いたのは、昨季の得失点差-278を縮めるうえで、派手な30得点ゲームより「昨季なら85点取られていた試合を80点で止める」方が効くのではないか、という見方でした。2026年10月10日終了時点で滋賀は西地区9位の2勝4敗。総得点550、総失点541で、得失点差は+9。昨季のマイナスからプラスへは戻しています。
ただし、その中身は守備を締めた形ではありません。6試合の総失点541は総得点550とほぼ並んでいます。負けた4試合は9月25日の京都戦が94-95、10月3日の琉球戦が87-94、10月7日の東京SR戦が85-92、10月10日の広島戦が105-111。いずれも1点差から7点差です。失点を削って差を詰めるという当サイトの読み方は、6試合の時点では形が違っています。読み違えました。
一方で10月4日の琉球戦は98-72で、守って走る時間が続いた試合もありました。ホームは1勝2敗、ホーム3試合の平均入場者数は4,463人です。得失点差がプラスで順位が西地区9位というずれは、接戦の結果次第で今後どちらへも動き得ます。これは当サイトの見方です。
選手情報はB.LEAGUE公式サイトおよび滋賀レイクス公式サイトの発表をもとに作成。戦力分析は当サイトの見解・予測であり、客観的な事実の報道ではありません。
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